施設園芸
春野町は、温暖多雨な気候に恵まれ、古くから米作や園芸農業が盛んに行われてきました。町の中央を新川川が流れ、特に、江戸初期に野中兼山が仁淀村から水を引いて用水路を掘削して以来、耕地の開発が進み、農業は飛躍的に発展しました。
大正時代には、優れた農業経営によって「土佐のデンマーク」と称されたこともありました。現在は、暖地農産物の生産に適した自然的条件を生かして、ビニールハウスでの野菜作りが盛んに行われています。
出荷量の多いものから、キュウリ・ナス・メロン他にもピーマン・トマト・スイカ・花きなどが生産されており、県下屈指の施設園芸を誇っています。